gomibako

ありふれた感情を、ありふれた言葉で。

無題

あの時僕は、嫌われてもいいと思って行動していた。寧ろそれを望んでいた。君が僕に飽きて、愛想を尽かして、僕を捨てることを望んでいた。どこかで。捨ててもらえてきっと嬉しかった。せいせいした。色んな感情を捨ててしまいたかった。もう重たいのは嫌だ…

無題

君はまた僕の邪魔をする。やっと君と話せたと思っても、君は怒ってばかりで僕に暴言を吐く。そんなやり取りですら愛しいと思ってしまうけれど、そろそろ僕も疲れてしまった。君が捨てたのにどうしてまだ僕を見続けるの。もうどうでもいいのではなかったのか…

無題

また過去をなぞっている。過去をなぞっても君は戻って来ない。それでも僕は求め続けている。叶うはずないと諦めているふりをして生きている。それでもどこかで諦められない僕がいる。確かに存在する。諦められない僕は声を上げて叫んでいる。君を求めている…

無題

なんてことだ僕は君を大きく傷つけていたあの自白を僕のせいで君に嘘だと言わせた最低だ深く深く傷つけた勇気を出して告げてくれたのにそれを嘘にしてしまったむしろ叱ってしまったどうしてそんな嘘をつくのだと僕だけが悪い訳では無いそんなこと分かってい…

無題

大嫌いだった君のことが大好きになったそんな僕を君は嫌った僕の気持ちは誰にも届かないのかもしれないあるいは僕に伝えようという意思が無いのかよく分からない何が嘘で何が本当なのか僕が本物だと信じていたものを君は嘘だと言う自分の心と向き合っても君…

無題

どうでもいいやと思えてしまう時もあるけれどそれは一瞬で長くは続かないそれがずっと続いてくれたらいいのにと願ったところで叶うはずもなくまた苦しい日々は戻って来る誰かに縋ることにはもう疲れてしまった縋られるのは嫌いではないけれど前のように上手…

無題

君と出会わなければよかった君と恋人になんかならなければよかったこんなに苦しくなるなら中途半端な気持ちで受け入れるんじゃなかった何もかも元に戻せるならもう一度やり直したい君と出会う前に戻りたい君と出会った記憶を消し去りたいきっと僕達は合わな…

無題

僕が忘れたふりをしたから君に恋人が出来た自業自得そんなこと分かっている馬鹿みたいに明るく振舞ってもう君なんか見てないよってそんな態度を取り続けた君が見てくれていることを少しだけ期待しながら進んで欲しいなんて思っていなかった出来ればずっと僕…

無題

君の事を考えるのが日課になっている忘れていられる時間など微々たるものできっとほとんどの時間僕は君のことを考えている本当は考えたくなんかなくて忘れてしまえたらいいなんて思っているのにそんな願いは叶うはずなくてどんなに時間が経っても僕の中に君…

無題

僕を傷つけて君は楽しかっただろうか僕が君の前から消えて君はせいせいしただろうか僕の想いを嘘だと言った君は本当に僕ともう1度話したいなんて思っていたのだろうか僕の周りから誰もいなくなったから君を求めたと思っているみたいだけどそれは大きな間違い…

無題

君が僕を忘れて 楽しそうに過ごしている日々を 僕は恨んでいる 君の幸せを誰よりも願っていたのに 今は素直に願えないでいる 僕が離れれば君は幸せになる どこかでそう、信じていた それはきっと正解で だからこそ君はその人を選んだ訳だけれど 悲しくなるこ…

無題

気持ち悪かったんだ。 君以外に愛されるのは。 嫌で嫌で仕方がなかった。 無責任な言葉をたくさん贈ったけれど どれも虚像に終わってしまった。 結局突き放してしまった。 だけどあなたは あなたの事を愛していない僕を きっと愛せないだろうから これでよか…

無題

僕自体に意味はない。 あなたは僕を利用しているだけ。 見ているのは僕ではない。 僕を通して あなたは彼を見ている。 彼とやりたかったことを僕としている。 彼がいない寂しさを僕で埋めている。 僕たちはきっと 友達ですらないだろう 曖昧で不確かな関係の…

無題

ずっと僕だけを好きでいるなんて ずっと苦しいままなんて 他の誰も好きになれないなんて 全部嘘だと分かっていたけれど それでも少しだけ その可能性に縋っていたかった 君は救われた 君は解放された いつまでも縛られているのは 僕の方 いつまでも苦しいの…